5/5 FRI RAZOR SHARP
久しぶりのBLACK GANIONとENDON MAGO初登場!
- fluid-nagoya
- 5月, 04, 2023
- RAZOR SHARP, 将軍
- 5/5 FRI RAZOR SHARP
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今週5日金曜日club MAGO にてRAZOR SHARPやります。
今回は、昨年12月末 CIRCUS TokyoにてAFTER THE RAINを共同開催して話題となったBLACK GANIONとENDONが登場します。
ENDON マーゴ初ライブです!
ENDONのライブには、world’s end girlfriend / mouse on the keys / DEDEMOUSE / BLACK SMOKER RECORDSの専属VJとしても知られているrokapenisもヴィジュアルも帯同するとのこと。
三重発eleven.をオーガナイズしハード&ストイックな狂気に満ちた瞬間や、メロウ&ビターな悦楽までをも感じさせる空間を混在させたまさにワン・アンド・オンリーDJ APOLLOくん RAZOR SHARPは2016年以来久しぶりの登場となります。
また昨年末AFTER THE RAINにも参加して近年ダブステップで培った低音を軸にダブ、ノイズ、アブストラクトに影響を受けた音楽の制作にシフトしつつあるKarnage のライブセット。
ダビーな選曲を基に、その他ジャンルをも網羅するジャンルレス、ボーダーレスのオールラウンダー「IF… 主宰KOJA、ここ最近お休みしていたShintaroくん久しぶりの登場、そして将軍とエッジを効かせつつ濃ゆいメンツでお届けします。
さらにFOOD 出店に、 新栄の無国籍家庭料理の酒場BATERIAさん登場します。
今回エンパナーダとコーヒー焼酎、クラフトビールを出すとのことです。
クラブパーティーでBATERIA出店は、レアなので非常に楽しみです
エンパナーダとは南米ではとてもポピュラーな家庭料理として知られいます。
BATERIA は、アルゼンチンのエンパナーダを基 本に様々な具をオーガニックの国産地粉を使用し た生地で包んで揚げバイにするとのこと。
メンツを見ると「あっ、ハードコアーね」とか「バンドメインね」って簡単にくくられそうだけど、BLACK GANION やENDONのライブを体感するとそんな安易な発想が吹っ飛びます。
マーゴのサウンドシステムでBLACK GANION /ENDON 凄まじい音響体感できますよ!!
普段ライブハウスで遊びに来るお客さんが、マーゴシステムのでBLACK GANIONのライブを体感して出音の凄まじさに驚くぐらいです。
普段ハードコアーなサウンドを聞かないダンスミュージックやいわゆるベースミュージック好きな人にも届いて欲しいと思うぐらいです!
“extreme groove sessions”を掲げあらゆる切り口でRAZOR SHARP やってきたけど、今回はわかりやすく“extreme groove sessions”がでている内容ではと思います。
ZAIKOからも前売り購入できますし、RAZOR SHARP WEBからも取り置き可能です。
この日この場所でしか体感できないメンツとサウンドお見逃しなく!
BLACK GANION
BLACK GANIONは2003年、CALUSARI、CAUSE、DEVICE CHANGE、無我、RESULTという90~00s東海エリアを象徴するバンドで活躍した面々によって生み出されたグラインドコア・バンド。
特殊判型のエンヴェロープに収められたデビューEP『Hakkyo!』(2004, C.A.C. Recordings)では、名の知れたメンバー構成であるにも関わらずベンタブラックで塗り固められた洞穴を覗き込むような素性不明の存在感を示すと共に、“グラインド”の定義が多面的であるという事実をプリズム効果の様相で見せた。
ハードコア・パンクはもとより、エクスペリメンタル・ミュージック、往年のプログレッシヴ・ロック、ジャズ / インプロヴァイゼイション、果ては具体音からも“グラインド”を見出すその手法は、ベース・ミュージック、ノイズ、ニューエイジ / アンビエントとの邂逅を含む2007年発表の1stフル・アルバム『First』(Popgroup Recordings)でひとつの完成形を見るが、その背景にはバンドのファウンダーでもあるギタリスト・Ai(~2005)の急逝があった。
バンドは歩を止めず、Aiの追悼パフォーマンスを捉えたライヴ・アルバム『Live at HUCK FINN Rest in …Al』(2009)をLess Than TVより発表するや、USツアーを敢行。今やハードコア・パンク / エクストリーム・ミュージックの世界に欠かせないエンジニアとして名高いGreg Wilkinson(Earhammer Studios)が在籍したLAUDANUMと共に10公演を行い、翌年には両者でのジャパン・ツアーも実現させた。その繋がりはスプリット・アルバム『Ultrasonic Generator Schematic』(2010, C.A.C. Recordings)として結実するのみならず、Earhammer StudiosにてWilkinsonの手で録音された2ndフル・アルバム『Second』(2013)へと受け継がれ、後に同じくWilkinsonが在籍するBRAINOILのジャパン・ツアー(2018)も成就する。名古屋のシンボル的銘店・Juke Boxxx Recordより発表された『Second』では、さらに混沌とした楽曲群をWilkinsonが独特の湿度と明度でまとめ、その世界観は同梱された柴田 剛監督の映像作品『ɪntὰksɪkéɪʃən』によって視覚化も試みられている。
BRAINOILとのツアーでは過去の楽曲群を凍結し、新曲のみでのパフォーマンスに臨んだバンドは、流れをそのままに5年ぶりのフル・アルバム『Third』(2018)をDaymare Recordingsからリリース。ETERNAL ELYSIUMの岡崎幸人と共に同氏所有の名古屋・Studio Zenにて制作され、よりハードコア・パンクの輪郭を際立たせながらも特異な面が濃縮された同作は、BREAKfAST、MALIMPLIKI、MANIAC HIGH SENCE、OUT OF TOUCH、SOCIO LA DIFEKTA、TEASI、わすれろ草などの一員としても知られる画家・松井一平による鮮烈なカヴァー・アートと併せてネクストレヴェルと評するに相応しい作品となった。同年にはDaymare Recordingsが主催するライヴ・イベント「leave them all behind 2019」に出演し、敬愛するNEUROSISとの共演を果たしているが、バンドは再びハードな局面を迎えてしまう。
しかし2020年、新ギタリストとしてMie(mind of asian, mürmür)を迎えて再始動。これまでの黒き濃霧が晴れ、未加工の断面が鈍く光る黒曜石が姿を現したかの如きソリッドな佇まいは、かねてからの聴者にも鮮度の高い驚きを齎すことになるだろう。その変化に対して「毒が抜けた」という表現は適当ではない。太古には鏃として用いられた石の鋭利な先端が、その言葉をスムーズに切断する。変性意識からの帰還で得られたのであろう焦点の移動が、バンドの強度を高めているのだ。ケン・ラッセルによる映画の結末を不満に思う人々は多いだろうが、その場合は現在のBLACK GANIONを聴けばよい。ベンタブラックではなく、反射を伴う黒い塊は、原始から続く脈動を内包し、かつてなく生命力を放出する装置となっている。愛なくしてはここに辿り着けないと、気後れせずに言える何かがここにはある。
ENDON
東京を拠点とするエクストリーム・ノイズ・バンド。
ハードコア・ブラックメタル・インダストリアルなど無数の意匠を飲み込んだサウンドにノイズが縦横無尽に暴れまくるスタイルが特色。
米ツアーほか海外でも積極的にライヴを開催し、2014年に1stフル・アルバム『Mama』をDAYMARE RECORDINGS / HYDRA HEADより発表。2017年にリリースされた2ndアルバム『THROUGH THE MIRROR』はCONVERGEのKurt Ballouの手でGodCity Studioにて録音。2018年にはEP『BOY MEETS GIRL』をThrill Jockey / BLACK SMOKER RECORDSからリリース。 轟美重音シリーズ・ライヴ〈leave them all behind〉や都市型フェス〈THE M/ALL〉やChim↑Pomによる〈ART is in The paARTy〉などに出演し、その活動は精力的かつ広範多岐にわたる。
2020年4月26日に那倉悦生が34歳で急逝。翌年2021年には横田慎が脱退。
2022年末に開催された〈AFTER THE RAIN〉では、残された3人体制によって新たなスタイルが提示された。
今回の〈RAZOR SHARP〉出演はそれ以降の初出のパフォーマンスとなる。
rokapenis
VJ/映像作家。2000年よりrokapenisとしてVJを始める。
大阪・東京のアンダーグランドシーンの重要イベントでVJを務める。
world’s end girlfriend / mouse on the keys / DEDEMOUSE / BLACK SMOKER RECORDSの専属VJ。
テクノ/ロックから前衛音楽まで幅広くコラボレーションやセッションを行う。VJと平行して大量のミュージックビデオも作成する。
またANTIBODIES Collectiveの映像作家としても活動している。
2010年より自らのイベントV.I.I.Mprojectも定期的に開催している。
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